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好きなこと・やりたいことリストをつくると考えの整理ができる

TO DOリストと好きなこと・やりたいことリストの違い

自由な時間がたっぷりあると言われる大学生でも、目先のやらなければならないことは意外に多く、何かに書き留めておかないと忘れてしまうこともあります。
いわゆるTO DOリストですが、当然のようにやらなければならないことのリストであって、好きなことややりたいこととは関係のないものです。

好きなこと・やりたいことリストは欲望がおもむくまま遠慮せずに、とにかく自分が好きなこと、やりたいことをリストアップしていくものです。
暇な時間が多い大学生は、自分がやりたいことさえ考えずにダラダラと過ごすことが多く、貴重な人生の自由時間をロスしています。
好きなことややりたいことのリストをつくることで、自分が何に興味をもち、何を求めているかがはっきりするとともに、時間を有効に使いながらリストアップされた内容を実現しようと努力することにつながります。

好きなこと・やりたいことリストをつくるメリット

「言霊」という言葉があるように、人は思いや願いを内に秘めているだけでなく、声に出したり、紙に書きだしたりすることで、記憶しより意識することができるといいます。
また、好きなこと・やりたいことを書きだすことで、そのなかに自分が本当に好きなことや将来進むべき道が見えてくることがあります。
好きなこと・やりたいことリストは就活の自己分析にも、自分探しにも活用できるのです。

好きなこと・やりたいことリストをつくっておくと自己紹介でアピールする材料になるだけでなく、同じようなタイプの人がいればすぐに親しくなることもできます。
自己紹介、他者理解の両面でメリットが大きいと言えるでしょう。

好きなこと・やりたいことリストをつくるコツ

好きなこと・やりたいことリストは、「大学卒業までにやりたいこと10個」などのように短期的なスパンで作成することもありますが、できれば長いスパンで「人生でやりたいこと100リスト」をつくった方が実現に向けてより時間を有効に使うことができるでしょう。

リストはただ作成するだけでは絵にかいた餅になってしまうので、そのなかからどうしても実現したいことをピックアップし、いつまでに実現するのかという期限を設けることが大切です。
優先順位をつけてどれから挑戦しようと考えるだけでもワクワクしますし、リストに完了した期日を記入することで大きな達成感を味わうこともできるでしょう。

好きなこと・やりたいことの例

好きなこと・やりたいこと、と言われてもパッとなかなか浮かばないかと思います。こうしたことは難しく考えるとドツボにハマり、なかなか真意を見つけることができなくなってしまいます。

そのためもっとシンプルに自分を見つめ直すことが大切です。

例えば、食べることが好き・料理を作ることが好きというのであれば、料理を作ってみましょう。最初は独学で作っていくことになりますが、深堀すればするほど料理は奥が深く基本が大事だということがわかります。

基本を学ぶには独学だけでは難しく、調理・料理学部の専門学校に通うことで一歩プロに近づくことが出来ます。独学でも自分の努力とモチベーションが保てれば問題ないのですが、なかなかそうできないことも多いので専門学校やスクールに通うのが一番手っ取り早い方法なのです。

料理の専門学校やスクールといっても様々あります。
どんな料理を作りたいのかというだけでも、学ぶべきことが変わってくるのが料理の奥深さがあるのです。

このように好きなこと・やりたいことを見定めるためにも、色々と自分と向き合って考える必要があります。
投げ出したくなる時もあるかもしれませんが、リストを作って分かりやすいところや目につくところに貼って、明確な目標として目指すべき道を探してみましょう。