百貨店・小売業界の概要
百貨店はその名のとおり何でも品物が揃う店として、またレストランやレジャー施設も人気で昔から人々の憧れの場所でした。
小売業は、どちらかというと一部のジャンルに特化した商品を揃える専門店としての役目を担い、消費者と対面販売によって、品物を届けるという仕事がメインとなります。
ネット通販が当たり前の時代となった現代では、直接お店に足を運ぶことが少なくなり老舗百貨店や小売店でも廃業を余儀なくされているお店もあります。
その一方で、外国人観光客の急激な増加や行き届いたサービスで売り上げを伸ばしている店もあります。
百貨店・小売業の仕事内容
百貨店や小売業というとまずイメージするのが直接お客様と接して販売活動を行う「販売員」でしょう。
接客に関する高いレベルのマナーが求められるとともに商品に関する知識も必要となります。
在庫管理や棚卸、伝票管理やセールなどのイベントの準備、など表には見えない裏方の仕事も数多くこなさなくてはなりません。
「バイヤー」は、店で販売する商品を買い付ける仕事です。
お客様に安く販売して利益を上げるためには、ニーズの高い商品を1円でも安く仕入れる必要があります。
日本国内だけでなく海外にも買い付けに行くこともあり、季節や流行を先読みして人気商品を仕入れて売上を伸ばすことを常に考えていなければなりません。
大規模な百貨店では商品やジャンルごとにバイヤーがおり、目利きと人脈、交渉力が大きな決め手となります。
百貨店・小売業の適性
お客様への対応、品出しなどの肉体労働などから特に販売職には体力が必要だというイメージがあります。
確かに長時間にわたって立ちっぱなしで接客するだけでなく、開店前、閉店後に多くの仕事があるため体力勝負の面はあります。
ただ、それだけでなく、直接お客様と接する職種であれば人が好きであることが第一の条件となります。
百貨店や小売業にはお客様相談室を設置しているところも少なくありませんが、最近の主な仕事はクレーム対応です。
どんな相手に対しても笑顔で的確に対応する能力とともにおもてなしの心も必要です。
また、販売目標が課せられることも珍しくなく、常にプレッシャーを感じながら仕事をすることにもなります。
責任感と目標に潰されないタフな精神力の持ち主であることも百貨店・小売業の適性と言えるでしょう。
また、今後はグローバルな事業展開がさらに進むことが考えられるため、語学力も身につけておいた方がいいかもしれません。