旅行・観光業界の概要
円安や一部ビザの緩和、民泊制度の緩和などにより、航空機や大型クルーズ船などで訪れる外国人の数は年々増加しています。
訪日外国人観光客が2000万人を突破した今、国家的な戦略として東京オリンピックを契機として4000万人超えを目指しています。
>>統計データ(訪日外国人・出国日本人)|統計・データ|日本政府観光局(JNTO)
また、国内外を問わず大型連休や夏休み、冬休みなどには家族連れでの旅行も好調で、LCCを活用してリーズナブルに何回も旅行に出かけるという人も増えています。
そんななか、旅行・観光業界は、国内、海外の顧客に対して旅券やツアーの販売、営業、添乗、旅行商品の企画などを行う仕事がメインとなります。
国内外を問わず自社企画の旅行を扱うことができる第1種旅行業者をはじめとして、第2種旅行業者、第3種旅行業者、旅行業者代理業の4つに区分されており、旅行業法によって扱う旅行の種類がかわってきます。
旅行・観光業界の仕事内容
「ツアーコンダクター・添乗員」は、パッケージツアーなどの旅行に顧客に同行して、観光地の案内やスケジュールの管理を行うのが主な仕事です。
ツアー中は24時間体制で顧客のリクエストに応じなければならず、災害や事故から顧客の命を守ることも大切な業務となります。
「ツアープランナー・企画」は、コンセプトやテーマに沿って、国内外のツアーを企画・開発して商品化することが主な仕事です。
いかにリーズナブルな料金で顧客満足度の高いツアーを企画、施行できるかが企業の利益につながるため、クリエイティブで柔軟な発想が求められます。
「ツアーオペレーター(ランドオペレーター)」は、旅行会社の依頼を受けて旅行先の交通機関や宿泊先、レストラン、アミューズ面と施設などの手配を一手に引き受けることが仕事となります。
旅行・観光業界の適性
ツアープランナーは、一般的に流通していない新しい旅行商品を顧客のニーズにそって企画することが仕事となるため、ただ旅行が好きというだけで務まる仕事ではありません。
常に流行や時事ニュースなどにアンテナを張り巡らせながら、ヒットする商品を続けて生み出さなければならないため、柔軟でクリエイティブな発想ができる人が適しています。
ツアーコンダクターは、旅行中ずっと接客をしなければならないため、第一に人が好きであること、人のために尽くすことが好きな人が合っています。
また、常に顧客の一歩先で案内、誘導しなければならないため、細かい気遣いと機転が求められます。
最近では、ロボットが応対するホテルなどもできていますが、やはり日本人ならではのおもてなしの心を求める外国人客には真心ある接遇が必要となります。