大学に行く意味を理解しているか
2018年の大学進学率は58.5%と2人に1人は大学に進学していることがわかります。
大学は一般的な教養と専門分野の深い知識を得ることができるところであるため、自分のフィールドを見つけ出すために進学することには大きな意義があると言えるでしょう。
しかし、私もかつてそうであったように、「就職に有利だから」「友人が皆進学するから」「大卒という最終学歴が欲しいから」などとただ漠然と明確な目的意識も持たずに進学するのは考えものです。基本的に大学では、高校までと同じように教科書をもとに勉強します。教授が得意とする専門分野の勉強を半年以上かけて行うわけですが、1冊の本であれば1日集中すれば読み切ることはできるでしょう。
本やネットを調べれば専門分野の勉強は自分でできますし、放送大学のように自分でカリキュラムを組んで学ぶことだってできます。「学びに遅すぎるはない」と言われるように、やる気さえあれば自分でスキルアップすることはいくらだってできるのです。
難関大学の入学であっても、合格することがゴールになっている傾向が強く、大学に入ってもほとんどの大学生が勉強をせず、代返や課題写しなどをしながら、いかに楽に毎日を過ごし、サークル活動や飲み会、遊びなどを楽しむかに重点が置かれています。なかには、アルバイトや趣味に熱中し過ぎるあまり、単位を落として何年も留年し、あげくに中退、除籍となる学生もいます。
大学で与えられる自由時間をどう過ごすか
毎日をダラダラとただ過ごし、就活の時期になってバタバタと慌てて付け焼刃で勉強し、結果、特に希望していない就職をするのでは、大学に通う意味がありません。私もそんな人間の1人であったため実体験から思うことですが、大学時代には暇を持て余すほどのたっぷりとした自由時間があります。
振り返るとこの自由時間こそがとても貴重であったと反省しています。大学の4年間は社会に出るまでのモラトリアム期間であり、この間の時間をいかに過ごすかで大学の意味や価値が決まってきます。
現代の就職選考では、学歴ではなく個人の能力や人間性、コミュニケーション能力などが大きく問われています。無難に単位だけをとってギリギリで卒業しても、社会人になるための資質や能力が高められたとは言えないでしょう。自分探しのためにどれほどの時間をかけたかということは大学時代の価値を決定するものではないでしょうか。
大学時代に何に真剣に取り組み、何を得たか、人間としてのスキルをどのようにアップさせたのか、就活面接で胸を張って言えるようでなければ大学に進学する意味はないでしょう。また、就職には関係なく長い人生を振り返った際に、大学時代が汚点とならないように有意義に過ごすことが大切です。
それでも目的が見つからない場合は
進学した大学で「将来的にやりたいこと」を見つけようと奔走する人も居ますが、早々に見つけられなければ、日々の講義やレポート製作などに追われて、それどころでは無くなってしまう点にはとくに注意が必要です。
とはいえ、大学に進学しても目的を見出せない人も実際は少なくないでしょう。そんな事態に備えて、進学後に一人暮らしをする際に大学の所有するマンションや寮(https://www.hitorigurashi-japan.com/)に引越しを検討するのも良い方法です。なぜなら、学生マンションや学寮は、同大学の学生が数多く暮らしていることから、学生同士で交流するイベントが多く存在し、なにかと刺激を受けやすい環境にあるからです。
互いに切磋琢磨できる環境に身を置けば、学業や部活にも真剣に取り組みやすくなり、将来的にやりたいこと見つかりやすくなります。
ちなみに、学生マンションや学寮は学生のうちにしか住むことができず、卒業と同時に引越しをする必要があります。そのため、卒業までに内定を貰えないと、職のないまま部屋を出て行かなければなりません。就活や仕事探しに全力になれる環境としても、学生マンションや学寮は優れた存在と言えるのです。