量産型とは
機械によって同一モデルを大量生産することができるという意味合いでそのモデルの頭につけられる言葉であり、もともとはプラモデルの「量産型○○」が由来となっているものです。
「量産型大学生」とは、髪型やファッションなどが周りと同じようなスタイルであるだけでなく、没個性で集団のなかに埋もれているという意味から、皮肉交じりに使われる言葉です。
ファッションをメインに量産型女子、量産型男子などといわれることが多く、誰が誰だかわからない状況などを指して量産型大学生と揶揄されることもあります。
量産型大学生を自覚している大学生の意見としては、「無難な服、ありきたりな服を選ぶ」、「定番と言われるファッションや髪形しかしない」、「自分の意志で人のまねをしている」などという見た目に関するものが多いようです。
また、「周りと同化していて、自分が何か違うところがあるとは感じない」
「特に特徴があると言われたことがなく、個性も少ないと感じる」
「何も考えずに友達と同じような行動をしている」
など、行動や思考においても量産型であることを自覚しているようです。
個人として突出したくない心理が働いている
日本人の国民性で最も顕著な傾向として言われる言葉に「付和雷同」があります。
個性を主張して目立ってバッシングを受けるより、右へならえで無難に従い事なきを得ようとする、これは昔から言われていることです。
集団を隠れ蓑として過ごしていれば、大きなダメージを受けることはないでしょうが、一方で自分らしさが死んでしまい、独創的な活動や成果につなげることができません。
「皆がやっているのに自分だけやっていなければ話に入れない」「1人では行動したくない」などの心理的な弱さから量産型になっていることも考えられます。
量産型大学生からの脱却
量産型大学生には、無難に人と接して誰からもよく思われたいという心理が働きます。
しかし、どんな影響力がある人でも全体の3割に支持されれば儲けものと言われるほど、万人に好かれる人間などこの世の中には存在しません。
誰からも好かれる、誰からもよく思われるということはあり得ないことであると自覚して、自分の意思を優先して、本当にやりたいことと向き合ってみてはどうでしょうか。
集団のなかに自分の居場所をつくることは大切ですが、常に群れていては疲れるし自分の時間も持てなくなります。
自分だけの時間を大切にするようにするとともに、周りに流されることのない芯をもつことも大切でしょう。